常念岳参 叩けよ

ここまでのお話↓

 常念岳壱 求めよ
 常念岳弐 尋ねよ


のっこしに辿り着いたボクらの目の前に広がっているのは、
っていうか何も目の前には広がってなかった(o><)o


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ケド、実はどうでもよかった。
大展望。
確かに歩いてきた者岳に与えられるその広がりは、
地上では味わうコトの出来ないとっても贅沢な視覚情報。

ケド、歩いてきた者岳に与えられるのは展望ばかりじゃない。
達成感。
言葉にするとたいした響きではないのだケド、
この感覚は求めてもすぐに味わうコトの出来るモノではない。





be there





ボクにはコレで十分。
今、それが分かった。


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常念小屋でテン場代(テント代¥500+トイレチップ¥100)を払って、
早速、今晩のアジトを立ち上げる。
ここのテン場は整地の必要はない。
綺麗に区画整理されていてテントを張るスペースには小石ひとつない。


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あ。槍。

ほんの数分、すこし岳。
ほらやっぱり。
見えてなくても、ちゃんとあそこに存在してた。
大事なのは感じるコト。


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shucreamが山の上の集落で謎の少女と出会う(ウルルン風)。


アジトを構えたのが11:00過ぎ。
夜19:00に寝たとしても8時間もある!
なんという贅沢。
邪魔をするものはなにもない。

天気が良ければ山頂まで行く気にもなるケド、
コレじゃ行ってもムダだろう。
この天候を生かしたウマイ遊びを考えなくては(*゚ー゚)*。_。)

で、考えたのが。


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雲浴び







稜線上で座り込み、下を見るともなく見る。
雲が生まれるのをぼんやりと眺め、
かれらが上に流れてくるのを身体全体で受け止める。


きぃ~もちぃ~。


雲浴びして昼寝して雲浴びして。
時の流れを感じる暮らし。
そんな暮らし方が出来たらな~。

ふと、blueが
「shuちゃん、あれ雷鳥かな?」

全身に緊張が走る。
ついに雷鳥と会えるのか!?


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ん?


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違うんでないかい…。









この場では名前は分からなかったケド、
帰って調べてみると。
どうやら、この子はホシガラスくん。

雷鳥さんではなかったケド、
ホシガラスくんにはblueもボクもたくさん元気をもらいました。



あんなに時間があったのに。
少しずつ少しずつ地球は回っていマス。
※ほんとはもの凄いスピードだケド
だんだんと太陽が沈んで行きマス。

夕方。
もう一度岳、槍が姿を現してくれました。


画像













えっ?鬼ヶ島。









画像



き~れ~い~だ~な~。
時間にしたら10分もなかったかもしれないケド、
チラリズムに心を動かされる。


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山。
今回でとりあえず休部しようか、とも考えてた。













まあ、ケド今決めなくてもいっか。










そう思った。



まだつづきマス



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この記事へのコメント

HANZO
2008年08月26日 12:22
少しの間でも槍方面の展望が開けてよかったです!!
例え少しでも、見れたか、見れなかたっか、では印象の度合いに大きな差がありますよね。 少しの時間だったからよりハッキリと記憶に刻まれるというのもあると思います。

時間は限られていて、ボクもあれもしたい、これもしたいと常々思う日々なのですが、取捨選択をせざるをえません。
休部なんて今決める必要はないし、これからも別に決める必要なんてないのでは? いけるときに山へ行く!それでいいのだと思います。

昨日のコメ、とっても嬉しかったです。
ボクの方が年上なのに弱音をはいたような表現をしてしまい、申し訳ございませんでした。
ふふふっ・・・、送信と受信ですね! いい表現ですね! 妥協するのではなく、自分の思いがかみさんにきちんと伝わるよう頑張ってみます。

shuさん、ありがと~~!!
shu
2008年08月26日 20:21
HANZOさん、こんばんは~。
続けて読んで下さってありがとうございマス!

ほんと、そうなんですよね。
たった一回。ほんの一瞬。
それでも「見た」というのは大きなイメージとして、記憶に刻まれマス。逆に全く見えなかったら残るのはがっかり感岳だったかもしれません。HANZOさんの仰るとおり、瞬間だからこそ強いインパクトになりました。雲ひとつない快晴だったとしても、ず~っと見続けるわけではないですしね(いや、もちろん。それでもそっちの方がいいんだケド)。

はい。
そうですね。
その通りだと思いマス!
休部なんて決める必要ないデスね。
(昔から自分ルールを作るクセがあるので…)

昨日の米。
ちょっと生意気な感じでしたよね。
ケド、HANZOさんにいい具合に感じ取って頂けて
良かったデス!弱音だなんて全然思いませんでしたよ!
また、生意気なコトを言っちゃうかもしれないケド、
ボクはHANZOさんの素直で真っ直ぐな感情表現が好きデス。

こちらこそありがと~、デスよ!
2008年09月09日 00:52
まっしろけ~ まっしろけ~…に、笑いました(笑)

見えてなくても、ちゃんと存在していたものを感じる。それを大事なことと言うシューさん。
私はシューさんのそういう所にいつもグッと来ますよ~
あなたの言葉を借りるとすれば、「激しく同意」なんです。

私も山頂で雲の流れの中に佇んで、ただそこに身をゆだねたことがあります。
あれ…きんもちいぃ~んですよねぇ…なんていうの?雲の粒子がちゃんと目に見えるんですよね。んで目を閉じたりするとなんともいえない。自分の小ささとか客観的に見えて不思議な感覚になったり…

常念も蝶も林道が開通されて良かったですよね。私も今年狙ってたんですが、秋までに行けるかまだ分かりません。どうせなら両方、なんて思うと一泊二日でテント担ぐのには無理を感じ…(だって未だに未体験)
常念の登りはかなりきついそうですが、シューさんのレポ見てたら私きっともっとダメって思いました。ヒエーン
弱足ママ
2008年09月09日 18:31
求めよ 尋ねよ
早く来いよ。

・・・・遅くなってごめん。
いったいどこで何をしていたんだ。 私。
いや・・・shuさんの文章を読む前に深呼吸していただけさ。
長すぎだよ、その深呼吸。

だめだってば。
どんな言葉を並べても 言い訳にしか聞こえない。
でも やっと来た。
すごくうれしい。
shuさんワールドに浸れて。
実は もう最後まで読みました。
ちょっと感動しちゃってます。
で、ここへ戻ってきた。

雲浴び・・・いいねぇ。
風浴び、花浴び、石っころ浴び、隣の山ヤの会話浴び。
いろんな浴び方が見つかりそうだね。
今度やってみよう。
あんたにそんなのんびりした時間はない。(←悪魔の声)

くっそー!
悔しいから最終章行ってみよう。

shu
2008年09月09日 22:07
プカプカさん、こんばんは~。

まっしろけ~はボクも笑っちゃいました。
登ってる最中、時折見えた青い空。
なのに、のっこしに着いたら白い世界!
残念は残念だったケド、可笑しさの方が強かったデス。

なんかまっしろけだからこそ思ったんデスよね。
あ~、あの中に圧倒的なエネルギーが、
どんな力にも屈しない途方もないエネルギーがあるんだなって。
見えないからこそ見えないものを見た気がしました。

やっぱり!
やっぱりプカプカさんは雲浴び同好会会員でしたか~。
(って勝手に会員にしちゃいましたが)
プカプカさんの自然に対する姿勢を見てたら、
きっとプカプカさんも雲浴びで多くを感じ取るんだろうな~
って思ってました!

つづく


shu
2008年09月09日 22:17
プカプカさんへ つづき

雲が体を抜けていく瞬間に、
色んなものが一緒に洗い流されてく気がしマス。
コレもデットクスっていうんデスかね。
こないだは長い時間をかけて、ひとつづつ、ひとつづつ、
身体から毒素をはき出してきました!
それと同時に保護成分?みたいな物を身体に吸収して
日常でのストレスに備えてきました!
ケド、もうほぼ使い切ってしまいました…。

テント大丈夫だと思いマス。
確かにボクらにはサクッと登れる道のりではなかったケド、
一歩一歩進めば確実にゴール出来る程度のレベルでした。
ただ、どうなんだろう。
どうせテントデビューするなら秋が深まる前の方がいいかもデス。

プカプカさん、グッときて頂いたトコロにグッときました!
ありがとうございました~!
shu
2008年09月09日 22:26
ママさん。
お帰りになるまでにレポ完結出来てませんでした…。
ママさん、全然遅くないデスよ。
来てくれてほんとに嬉しいんデス。

いや~。
ほんとはきちんとしたガイドっぽい感じで
レポりたかったんデスよ…。
なのに、またワールド入っちゃいましたか…。
役に立たない記事デスね~。
ケド、そんなレポに感動して頂いたんデスね。
こっちこそ感動しちゃいマス。

ママさんはいつも素敵な花浴びを楽しまれてマスよね!
ボクも今度はゆっくり花浴びを楽しんでみたいデス。

全然関係ないケド、昔シーパラの建ったあたりで
よく潮干狩りしたっけな~。
素敵な帰郷でしたね。

よし!じゃぁ、ボクも最終章に行ってみよう。
(1)
私が大好きなバンドの歌に「霧雨に濡れてたら汚れた心も洗い流されていく 少しずつ」という詩があります。
雲っていう細かい粒子の中にいると不思議ですよね、本当に自分のこころを通り抜けていく。
そして自然に涙が出てくるのです。
何を思うでもなく、何が悲しいわけでもなく。
その域に達する前はもちろん悪天に凹みます。そこに何を見出すかはその人の力で、シューさんには力があった。
堂々と凹んで、必ず見つけ出す。本心をごまかして何でもないと思おうとする人とは違うんですね。そこがまた共感しまくりなんですよ~

シューさんの「いろんなものが一緒に洗い流されていく気がする」という言葉を読んで、ここにもおんなじ人がいるんだなぁ、とちびっと感動しました。
プカプカ
2008年09月10日 02:55
(2)
山で得た保護成分は確かにあっという間に効果なくなりますよねぇ…
確かに絶大な力があるんだけど、下界のストレスはそれを超えてます。
それを感じるのも感じないのも、日々消化するのも蓄積させるのも、全部自分次第。
誰のせいでもなければ社会のせいでもないんですよね。
自分が変わればいいんだとしたら道は明るい。がんばるぜぃ

テントアドバイスありがとうございました!
やっぱ秋狙いですよね~夏はバテ度高いですもんねぇ。
山頂目指さないでハイキングでテントって手もあるかなっと目線を変えて考えてます。
shu
2008年09月10日 23:24
雲浴び同好会 会員2号 プカプカさんへ。
えっと。会員ボクしかいないのでプカプカさんが2人目デス!

ボクはその歌を残念ながら知りませんでしたケド、
あの綺麗な声での歌い出しが想像出来マス。
曲調も知らないケド、なんかじ~んと来ますね。

そうなんデスよね。
対・人ではなく対・自然って言うのは、
結局は対・自分になっていて。
時には涙が自然と溢れてきちゃいマスよね。
あの凛とした空気の中にいると。

雲浴びしてた時も、
「よくここまできたね」っていうメッセージを感じたかと思うと、「君がココにこの場に立ち入るコトを認めてはいない」みたいなメッセージを感じたり。ケド、雲が語りかけてくれているワケではなくて。結局は内なる自分からのメッセージ。

プカプカさんの言ってくれている力は感じ取れマス。
ケドね、コレはきっと弱い心を持つ(または知っている)人が身につけられる力なんだと思いマス。見えない物を見てしまうのは時としてとても寂しい気持ちになるもんですよね。
(つづく)
shu
2008年09月10日 23:35
(プカプカさんへ つづきデス)

ボクも以前、プカプカさんちで同じような感動を
覚えた記憶がありマス。また少しプカプカさんのコトを
知るコトが出来た気がしました。

ボクらは弱い。
だから強い。


そう。そうなんデスよ。
保護成分、あっちゅう間に使い切ってしまうんデスよね。
「~道は明るい」。コレ激しく同意デス。
なにもかもが自分の責任であれば、
なにもかも自分でなんとか出来マス。
って、言うほど簡単じゃないデスね、実際は。

山頂=目的ではなく、テン泊=目的。ってのはイイと思いマス!山頂や眺めのイイ稜線で鼻血ブーもプカプカさんだし、山という存在の中に身をおいてちゃんと自分を見つめているのもプカプカさんデス。だから、ゼヒ実現させて欲しいと願ってマス。

プカプカさん!いつもありがとうございマス。

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