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zoom RSS しろうま(第三章)

<<   作成日時 : 2007/08/18 02:51   >>

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第三章 白馬岳から白馬鑓温泉

白馬山荘。
きっと長く忘れられない場所になる。
ボクが抱いていた山小屋のイメージとは似ても似つかない。

テレビがあり
レストランがあり。
自動販売機があり。
山道具のショップがあり。
なんせデカい。

普通の観光地だ…。

山小屋って風雨をしのぐだけのモノかと思っていた。
別にどちらがいいってワケではないケド違和感を覚えたのも事実。

それはともかく、お盆だし一人一畳はムリだろうと覚悟していたが
ボクらに与えられた部屋は二畳で区画されたスペースだった。
これはかなりありがたい誤算だった。
なぜならボクは夜吐いたカラ…。

そんなギリギリの夜を過ごしたタメ、山頂でのご来光は断念。
朝、眼が覚めてこの後どうしようか悩んでいる時、窓から見えた光景は

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一瞬で元気になった。
山頂で見るはずの光景を山荘前から見ているという高さの違いはあるものの、
そんなコトはどうでも良かった。
今目の前に広がる光景に、ただただ圧倒された。

今日も先に進もう。
モルゲンロート。
明日も見たい。
心からそう思った。

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昨夜食べられなかった分まで朝食を食べて、
だいぶ予定からは押してはいるものの、やっと白馬岳山頂を目指す。

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今日の準備を整えたザックを山荘前に残して頂へと歩き出す。
あさいちで多少体は重いケド、さっきの興奮が未だ冷めないボクは
元気だと感じていた。

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Blueも大好きな雲海を眺め、

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ちょっと不思議だケド、北アを南側に眺め、

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力強い生命を愛で、

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妙高・火打に想いを馳せ、

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共に楽しみ、

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胸は高鳴る。


雄大だ…。


使い慣れない言葉。
日常で雄大さを感じる瞬間はまずない。
ケド、ここには確かにあった。

いつもまでもここにいたい。
後ろ髪をひかれる思いで山頂を後にして白馬山荘へと戻る。

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せっかく大展望のレストランがあるので、
出発前にコーヒーを飲んでいくコトにした。
窓からはこれから歩く、杓子岳・白馬鑓が眼前に広がり、
後方には劔をはじめ、ポレポレ隊の皆様が「天国と地獄」を経験された立山、
さらに北アの山々が一望出来た。
こんなに気持ちのいいカフェをボクは他に知らない。

とはいえ、いつまでもここでのんびりしているワケにもいかない。
それに出発前のボクの最大の目的は鑓温泉なのだ。
鑓温泉にもここと同じくらいの感動がまっているに違いない。

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白馬山荘を後にして、

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先を見据える。

まずは頂上宿舎まで緩やかに下り、
杓子岳よりひとつ手前のピーク(名前が分からない)へ緩やかに登っていく。
青空の下、稜線歩きはサイコーに気持ちがいい。

と感じていたのも束の間。
病み上がりのボクはまたスグに日差しにやられてしまった…。
杓子岳、白馬鑓への登りがものすごい傾斜に見えて、三度リタイアが過ぎった。

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稜線上には日影がない…。
超のつく鈍足で進んでいるにもかかわらず、杓子岳の巻き道までに何度もザックを降ろした。
※普通であれば難なく歩いて行けるくらいの緩やかな道

なんとか杓子岳までは来たものの、まだ白馬鑓が待ち構えている。
昨日の雪渓に続き、そんなボクにドーピングをしてくれたのが

女王コマクサ

ずっとお会いしたかった女王陛下の姿にボクはまた元気付けられ、
今までの苦しみが嘘だったかのうような回復を見せた。
ただ限界の状態だったボクはカメラをまたしまっていたタメ、
女王陛下をお撮りするコトは叶わなかった…。

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巻き道を終えたトコロでカメラを取り出して、最後の登りである白馬鑓に歩を進める。
今思えば、たいした距離ではないので女王を撮りに戻っても良かった。
元気を取り戻したとはいえ、殺人的太陽光線の中登る白馬鑓はきつかった。

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山頂から振り返ると、今歩いてきた道がハッキリ見渡せた。
人間の足って結構進むもんだ。

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行く道もハッキリ見える。
今日は鑓温泉へと下っていくケド、いつか先へも行ってみたい。

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白馬鑓の山頂も白馬岳に負けず劣らず見事。
広さに対してあまり混んでもいないので、日陰さえあれば昼寝がしたかった。
どうなることかと思ったケド、なんとか登りは全て終了した。
あとは鑓温泉小屋まで下っていけばゴールだ。

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後は下りだからそれほど辛くない、なんて甘かった。
いくら女王陛下や白馬鑓の展望で元気になったかに思えても
所詮は一時的なドーピング…。

下りとは鑓温泉小屋直前になると鎖場や滑りやすい道が多く、
分岐から小屋までコースタイム90分のところ、2時間以上かかって
ようやく辿り着いた。



次回第四章
なんだかんだいって、鑓温泉まで来たBlueShucream。
ご褒美に山が見せてくれた景色とは?


各章へは↓から
第一章 猿倉から白馬尻
第二章 白馬尻から白馬山荘
第三章 白馬岳から白馬鑓温泉
第四章 白馬鑓温泉から猿倉 

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
山小屋情報収集に夢中な最中に見事ヒットしました。
…しろうまの山荘ですね!
いいな、いいな!
個室って特別料金取られるって言うから断念しようと思ってたんですけど、シューさん達の時は通常料金だったのですか!?
でもテレビがあるって興ざめですね…音聞きたくない(+_+)

ところで「雄大」って久しく用いない表現です。
私がその景色を見たら、間違いなく泣いちゃいますね
カンゲキやさんで困っちまう
続きは四章にコメントしまーす
プカプカ
URL
2007/08/21 03:05
プカプカさん、こんばんは!
山小屋情報収集、分かりますよ〜その楽しさと苦労。
ブログの記事にもありましたが、悩みどころですよね。
ただプカプカさんの場合、人ごみとか混雑を憎むかのような
嫌いっぷりなのでテン泊向きだと思います。

確かに装備は重いですケド、まずはテン場が近いところで
慣らしてみるってのはどうでしょうか?
平日登山が基本なので空いた日狙いで小屋って手もアリですが、
こればっかりは夜になってみないと同居人がいるかいないか
わかんないですもんね。

ちなみに白馬山荘でボクらが泊まったのは個室ではないと思います。
二畳の空間があって、両サイドに壁があり前は何もなくて通路でした。
白馬山荘には完全な個室(全方向に壁の独立した部屋)があるようで、
ココに泊まる場合は特別料金加算みたいですね。
テレビは食堂に向かう途中の談話室に置いてありました。
何が映っていたのかは未確認…。

雄大。
もしかしたらボクも初めて使った言葉かもしれません。
では、続きは四章で。
Shu
2007/08/21 23:35

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